6人制のバレーボールのルールについて教えて下さい
随分と昔にバレーボールを経験していた者です。最近、話の成り行きで地域のママさんバレーに参加することになったのですが、守備専門のリベロなどというプレイヤーが存在していたりと、私のやっていた頃とは随分とルールも様式も変わっているようです。
簡単に現在のバレーボールのルールを教えて頂けないでしょうか。
バレーボールには、6人制と9人制があるのはご存知でしょうか?
現在では、バレーボールと言えば「6人制」を想像される方が多いと思いますが、全日本排球選手権の第1回大会が開催さた1928年〜1955年頃までは「9人制」バレーボールの方が日本での主流でした。
転機となったのは、1958年に1964年東京オリンピック招致が決定したこと。それ以降、国内の潮流は6人制バレーボールを競技種目に加えようと、欧州の6人制バレーボールを学ぶ方向へと向かい出しました。
加えて、その1964年の東京オリンピックにおける全日本女子金メダル獲得が決定打となり、日本における6人制バレーボールの地位が確立したと言えます。
バレーボールのルールも、6人制と9人制で若干異なります。ここでは6人制の基本的なルールについて説明していきましょう。
6人制の場合、スターティングメンバーとして6人、交代要員として6人以内、合計12人以内のプレーヤーのベンチ入りが認められています。また、プレーヤー以外にも監督やコーチなどもベンチに入ります。
チーム構成は、前衛と後衛がそれぞれ3人ずつ、もしくは、守備専門のリベロと呼ばれるプレイヤーを1人含んだ編成とするのが原則です。
野球やサッカーの様に2チームの対戦形式で試合は進められ、両チームでのポイントの奪い合いで勝ち負けを競い合います。(先に25ポイントを先取した方がそのセットを勝利します)
試合は原則として5セットマッチで行われ、3セットを先取した方が試合の勝者となります。(一部の大会は3セットマッチ)
※ ただし、第5セットのみ、セット獲得に必要なポイントが25ポイントでなく15ポイントとなっています。4セット目までは24−24で、5セット目では14−14でデュースになり、先に2ポイント連取すると、そのセットを勝利します。
サーブは1本制になっており、以前はボールがネットに触れればNGだったのですが、現在ではボールがネットに触れても、相手のコートに入ればOKとなっています。
サーブで始まり、ボールの打ち合いが行なわれ、どちらかのチームの攻撃が決まったり、ミスや反則などで打ち合いが終わるまでを「ラリー」と言い、どちらかのチームが1ポイントを獲得するまでの流れを「1ラリー」と言います。
1999年以前は、サーブ権を持っている時のラリーに勝った場合のみ、ポイントが加算される「サイドアウト制」で行なわれていましたが(この制度では各セット15ポイント制の5セットマッチでした)、1999年のルール改正により、サーブ権の有無に関わらずポイントが加算される「ラリーポイント制」が用いられるようになっています。
ネットをこえて自陣のコートに入ってきたボールは、3回以内のボールタッチで相手コートに返さなくてはなりません。※ブロックはその1回に含まれません。
ネットに触れたり、ネットの外に手を出したりしてはいけないものの、ブロックの時だけはネットを越えて相手コートのボールに触ることを許されています。
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